“手足:てあし” の例文
“手足:てあし”を含む作品の著者(上位)作品数
小川未明15
泉鏡花15
泉鏡太郎12
楠山正雄6
樋口一葉2
“手足:てあし”を含む作品のジャンル比率
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語6.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)2.8%
文学 > 日本文学 > 詩歌(児童)1.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
あつ刺戟しげきおどろくべき活動力くわつどうりよく百姓ひやくしやう手足てあしあたへる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
それでいまだにおさるのおしりにはがなくなって、かに手足てあしにはえているのだそうです。
物のいわれ (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
こゝろきずなうわだかまりのないわかものは、手足てあしよこにするやいな
そこで、そのうち手足てあしさむいのもわすれて、いつしかこころよねむりにはいるのがつねでありました。
酔っぱらい星 (新字新仮名) / 小川未明(著)
すると、冷水れいすいびるように、悪寒おかん背筋せすじながれて、手足てあしまでぶるぶるとふるえました。
波荒くとも (新字新仮名) / 小川未明(著)
百姓ひやくしやうみな自分じぶん手足てあし不足ふそくかんずるほどいそがしくなる。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
ちひさなありのやうなものが、偉大ゐだいなる材木ざいもくあふいだときは、手足てあしちゞめてぞつとしたが
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
にはだとおもはるゝやうの病美人びやうびじんかほにも手足てあしにもといふものすこしもなく
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
が、唐突だしぬけおほき材木ざいもくけて突立つゝたつて、手足てあしえだえたかとうたがはるゝ。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
さるあかかおをありったけあかくしてくるしがって、うんうんうなりながら、手足てあしをばたばたやっていました。
猿かに合戦 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
立處たちどころ手足てあしあぶるべく、炎々えん/\たる炭火すみびおこして、やがて
雪の翼 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
たか梯子はしごつたひとまちそら手足てあしうごかしてました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
かおだちのひんのいいところや、手足てあししろいところをると、百姓ひゃくしょう子供こどもとはおもわれません。
花のき村と盗人たち (新字新仮名) / 新美南吉(著)
やはらかいものがつたやうな気持きもちで、むねがふわ/\と浮上うきあがつて、反身そりみ手足てあしをだらりとげて
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
それは、ふいに原因げんいんのわからぬねつて、手足てあしがしびれてきかなくなるのでした。
海が呼んだ話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
ここで神樣たちが相談をしてスサノヲの命に澤山の品物を出して罪をつぐなわしめ、またひげ手足てあしの爪とを切つて逐いはらいました。
天狗道てんぐだうにも三ねつ苦悩くなうかみみだれ、いろあをざめ、むねせて手足てあしほそれば
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
なにごとかおこったら、すぐとびだせるように用意よういして、こわさのために手足てあしのふるえるのをがまんして、じっとようすをみていました。
何事なにごとらず改革奉行かいかくぶぎやう命令めいれいそむさふらふまじく、いづれも杢殿もくどの手足てあしとなりて
十万石 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
目鼻めはな手足てあしのやうなもののえるのが、おびたゞしくて、したゝかあだをなし
くさびら (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
手足てあし大木たいぼく確乎しつかりいはへて、綿わたまるけたたま
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
残念ざんねんだが、貴様きさまむかふと手足てあししびれる、こしたん。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ちつたか鼻柱はなばしらから手足てあしさきまでみがくことあらふこと
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
手足てあしさむさにこごえて、ことにあし指先ゆびさきは、れてちそうに、いたみをかんじたのであります。
星の子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「いや、顔ばかりではありません。含嗽うがいもいたし、手足てあしも浄めて来た次第ですが」
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
つばさかぜに、はなのさら/\とみだるゝのが、をんな手足てあしうねらして、もがくに宛然さながらである。
人魚の祠 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
宝塔ほうたふごときにせつしたときは、邪気じやきある凡夫ぼんぷは、手足てあしもすくんでそのまゝにしやがんだ石猿いしざるらうかとした。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ひとつにでつちて、葡萄ぶだうふさ一粒ひとつぶづゝくちはないたやうで、手足てあしすぢ凌霄花のうぜんあざむく。
祭のこと (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
手足てあし胴体どうたいは人間だが、顔は一個として人間の顔は無い。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
るとそれはおもいもつかない、大きなちゃがまに手足てあしえたものでしたから、見物けんぶつはみんな「あっ。」とって目をまるくしました。
文福茶がま (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
子供こどもは、日増ひましにつのる病勢びょうせいのために、手足てあしはやせて、まったくの、ほねかわばかりになって、るさえ痛々いたいたしかったのでした。
雲と子守歌 (新字新仮名) / 小川未明(著)
斯様かやうきようじたあと白地しろぢ浴衣ゆかた着換きかえて、あたらしい小掻巻かいまきしたやすらかな手足てあしよこたへた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
われはくさむらに投げぬ、あつき身とたゆき手足てあしを。
詩集夏花 (新字旧仮名) / 伊東静雄(著)
年紀としのころはふまでもない、うへかさねたきぬばかりで、手足てあしおなしろさとるまで、寸分すんぶんたがはぬ脊丈恰好せたけかつかう
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
せいたかく、手足てあし圖※づぬけておほきい
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
せいたかく、手足てあし図抜ずぬけておおきい
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
するとむぎばたけで、やぶれがさをかぶって手足てあしをひろげた、鳥追とりおいのかかしが、よるやすまずに、ばんをするのを、おとうとが、まねているのでした。
戦争はぼくをおとなにした (新字新仮名) / 小川未明(著)
其内そのうち手足てあし自由じゆううしなつて
すると、みつばちは手足てあしをたがいにこすりあいながら、
公園の花と毒蛾 (新字新仮名) / 小川未明(著)
手足てあし枯木かれきのやうな異人いじんであつた。
三尺角拾遺:(木精) (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
じいさんは、わかいときから、手足てあしうごかしたり、ひとにあってはなしをしたりすることを、ひじょうにものぐさがって、いつもじっとしていることがきでありました。
ものぐさじじいの来世 (新字新仮名) / 小川未明(著)
「ああ、これはいい人形にんぎょうだ。わたしが、手足てあしをつけて、ひとつりっぱな人形にんぎょうにこしらえてみせよう。」といって、子供こどもに、いくらかのかねをやりました。
風の寒い世の中へ (新字新仮名) / 小川未明(著)
旅店りよてんわかしう押返おしかへすやうにおまをしてはりますが、手足てあしつてお肯入きゝいれなく、くつ蹴飛けとばしていらツしやいます。
人参 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
手前てまへぬからとて乞食こじきにもなるまじく太吉たきち手足てあしばされぬことはなし、けてもれてもれがたなおろしかおりきへのねた
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
若しくは滿身の力をはりつめし手足てあし節々ふし/″\一時にゆるみしが如く、茫然として行衞も知らぬ通路かよひぢを我ながら踏み迷へる思して、果はまひ終りがく收まりしにも心付かず
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
としばられた手足てあしをさすりました。そして、
かちかち山 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
あたま過敏かびんすぎると、くちや、手足てあしはたらきがにぶり、かえって、のろまにえるものです。純吉じゅんきちは、少年しょうねん時分じぶんにそうでありました。
からす (新字新仮名) / 小川未明(著)
そのとき、子供こどもらはうらめしそうに、こちらをたが、いずれも顔色かおいろあおく、手足てあしがやせて、草履ぞうりきずってあるくのも物憂ものうそうなようすであった。
子供は悲しみを知らず (新字新仮名) / 小川未明(著)
このとき、まちほうから、七つ、八つのおとこが、手足てあしゆびにして、きたならしい着物きものをきて、ちいさなわらじをはいて、とぼとぼやってきました。
赤い手袋 (新字新仮名) / 小川未明(著)
保名やすな家来けらいのこらずたれて、保名やすな体中からだじゅう刀傷かたなきず矢傷やきずった上に、大ぜいに手足てあしをつかまえられて、とりこにされてしまいました。
葛の葉狐 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
手足てあしどうしたおきやがりこぼし
赤い旗 (旧字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
手足てあしないのでおきやがりこぼし
赤い旗 (旧字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
あなやとおもふとさらに、もとのかほも、むねも、ちゝも、手足てあしまツた姿すがたとなつて、いつしづみつ、ぱツときざまれ、あツとまたあらはれる。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
下男共げなんどもて、かれ手足てあしり、小聖堂こせいどうはこったが、かれいまだめいせずして、死骸むくろだいうえ横臥よこたわっている。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
みるみるからだうまになって、たてがみがって、しっぽがはえて、手足てあしびたにつけて、ひょいとちますと、もうそれはりっぱな四ほんあしになって、すなをけっていました。
人馬 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
下男共げなんどもて、かれ手足てあしり、小聖堂こせいだうはこつたが、かれいまめいせずして、死骸むくろだいうへ横臥よこたはつてゐる。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
いままで、うちかえるのをわすれて手足てあし指頭ゆびさきにしてあそんでいた子供こどもらは、いつしかちりぢりにわかれて各自めいめいうちかえってしまいました。
残された日 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そして、そのうちに手足てあしこごえて、はらいて、自分じぶんは、このだれもひととおらない荒野あらのなかたおれてんでしまわなければならぬだろうとかんがえました。
宝石商 (新字新仮名) / 小川未明(著)
それから保名やすなだらけになった手足てあしと、ぼろぼろにけた着物きものと、それになによりも死人しにんのようにあおざめたかおると、おもわずあっとさけびごえをたてました。
葛の葉狐 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
けれどちからつよくて、としのわりあいにからだおおきくて手足てあしふとくて、おおきくまるくて、くるくるとちょうど、わしのひとみのようにくろくてひかっていました。
雪の国と太郎 (新字新仮名) / 小川未明(著)
羽根や手足てあし
歌時計:童謡集 (旧字旧仮名) / 水谷まさる(著)
おくさま、わたしたちは、この子供こどもがあるばかりに、手足てあしまといになって、どんなにこまっていますか、どうかお慈悲じひをもって、この子供こどもそだててくださいませんか。」とたのみました。
星の子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
山姥やまうばはいくら上手じょうずけても、こえが、しゃがれたがあがあごえで、手足てあしも、まつの木のようにがさがさした、くろ手足てあしをしていますから、けっしてだまされてはいけませんよ。
物のいわれ (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
人形にんぎょうは、おじょうさんからせてもらったままの着物きものでありましたが、手足てあしができて、満足まんぞく姿すがたになると、いくらかいろせた着物きものも、なかなかりっぱにえたのであります。
風の寒い世の中へ (新字新仮名) / 小川未明(著)
「さあ、さあ、大評判おおひょうばん文福ぶんぶくちゃがまにえて、手足てあしえて、綱渡つなわたりのかるわざから、かれおどりのふしぎな芸当げいとう評判ひょうばんじゃ、評判ひょうばんじゃ。」
文福茶がま (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
「はい、」とやなぎしたで、洗髮あらひがみのおしなは、手足てあし眞黒まつくろ配達夫はいたつふが、突當つきあたるやうにまへ踏留ふみとまつて棒立ぼうだちになつてわめいたのに、おどろいたかほをした。
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
印度教いんどけうるものは、いづれも不思議ふしぎばんなものばかり、三めんとかかほ手足てあし無數むすうなものとか、半人はんにん半獸はんじう半人はんにん半鳥はんてうなどのるゐ澤山たくさんある。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
此莊園でラクダルはゴロリところがつたまゝ身動みうごきもろくにず、手足てあしをダラリのばしたまゝ一言ひとことくちひらかず、たゞ茫乎ぼんやりがな一日いちにちねんから年中ねんぢゆうときおくつてるのである。
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
「勝手にしろ。山を降りれば何かあるに相違ない。何かに付いておりれば、どこかの村につくきまっている。汝等なんじらごとき懦弱漢はかえって手足てあしまといだ。帰れ帰れ」と追い帰し、重い荷物は各自分担して、駄馬のごとく、背に負い、八溝山万歳を三呼して廃殿を立ちでた。
本州横断 癇癪徒歩旅行 (新字新仮名) / 押川春浪(著)
手足てあしをぴち/\とねる、二歳ふたつぐらゐのをとこを、筋鐵すぢがねはひつたひだりうでに、わきはさんで、やんはりといたところは、挺身ていしんさかさまふちさぐつてどぢやう生捉いけどつたていえる。
銭湯 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)