“奈何云”の読み方と例文
読み方割合
どうい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いや、非文明的ひぶんめいてきな、奈何云どういふものかまちところものは、みなるのもむねわるいやうな人間計にんげんばかり、不幸ふかうまちです。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
左樣さやうさ、不幸ふかうまちです。』と、イワン、デミトリチは溜息ためいきしてわらふ。『しかし一ぱんには奈何どうです、新聞しんぶんや、雜誌ざつし奈何云どういこといてありますか?』
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
エヒミチはいまなほの六號室がうしつと、ベローワのいへなんかはりもいとおもふてゐたが、奈何云どういふものか、手足てあしえて、ふるへてイワン、デミトリチがいまにもきて自分じぶん姿すがた
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)