“どうい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
同意83.3%
奈何云4.2%
童威4.2%
如何云4.2%
道衣4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたし狂人きちがいにされてしまったのです。しかしなあにわたしはどうでもいいので、からしてつまりなんにでも同意どういいたしましょう。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
いや、非文明的ひぶんめいてきな、奈何云どういふものかまちところものは、みなるのもむねわるいやうな人間計にんげんばかり、不幸ふかうまちです。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
左樣さやうさ、不幸ふかうまちです。』と、イワン、デミトリチは溜息ためいきしてわらふ。『しかし一ぱんには奈何どうです、新聞しんぶんや、雜誌ざつし奈何云どういこといてありますか?』
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
その揚子江の船乗りで、混江龍こんこうりゅうとあだ名のある李俊りしゅんは、その日、仲間の童威どうい童猛どうもうという二人をつれて、街の方から嶺の峠路を登って来たが
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、混江龍こんこうりゅう李俊りしゅんはまた、そこでも宋江をひきとめてやまない。ついに一夜のやっかいになる。その晩の酒もりで、李俊は童威どうい童猛どうもうの兄弟分二人を、あらためて、宋江にひきあわせた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
如何云どういわけで。れをきませう。』
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
張角は、門を閉ざし、道衣どういを着て、潔斎けっさいをし、常に南華老仙の書を帯びて、昼夜行いすましていたが、或る年悪疫あくえきが流行して、村にも毎日おびただしい死人が出たので
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)