“何云”の読み方と例文
読み方割合
どういふ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さう惡樣あしさまに云なすとは何云どういふ貴妹おまへのお心やらシテ又今のおこたへでは假令たとへ此後母樣が死給しにたまふ共かまはぬとか私の爲には義理ある姑女しうとめ貴妹おまへの爲には實の母樣假令何でも人間のかは
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
失ひし折柄をりからゆゑそこ/\に打すぎ其後寶田村を相尋あひたづね候所何成いかなる罪にや傳吉領主へ召捕めしとられし由其後あひ申さず候と云に大岡殿シテ傳吉は何云どういふえんにて存じ居るや源次郎然れば新吉原三浦屋にて其節そのせつ若い者を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
途中とちうにてお聞ありしやと云に富右衞門否々いな/\何事も聞ざりしがそりや又何云どういふわけなりやと尋るにお峰は申樣貴方あなたが御立なされた其翌日の事なるが穀平の旦那が關宿せきやどの庄右衞門殿の方へゆかれた歸りがけ權現堂の土手にて殺されしとかたるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)