“人肌”の読み方と例文
読み方割合
ひとはだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(人肌(ひとはだ)にて温(あたゝ)むはもつともよし)手足(てあし)の凍(こゞえ)たるも強(つよ)き湯火(たうくわ)にてあたゝむれば、陽気(やうき)いたれば灼傷(やけど)のごとく腫(はれ)、つひに腐(くさり)て指(ゆび)をおとす、百薬(やく)功(こう)なし。これ我(わ)が見たる所を記(しる)して人に示(しめ)す。
遠慮(ゑんりよ)をされると憎(に)くゝ成(な)るほどに何事(なにごと)も默(だま)つて年上(としうへ)の言(い)ふ事(こと)は聞(き)く物(もの)と奧樣(おくさま)すつとお羽織(はをり)をぬぎて、千葉(ちば)の背後(うしろ)より打着(うちき)せ給(たま)ふに、人肌(ひとはだ)のぬくみ背(せ)に氣味(きみ)わるく、麝香(じやこう)のかをり滿身(まんしん)を襲(おそ)ひて
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)