“滿身”の読み方と例文
新字:満身
読み方割合
まんしん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかほとんど想像さうざうされなかつた疼痛とうつう滿身まんしんわたつた。やが非常ひじやう發熱はつねつともなつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
遠慮ゑんりよをされるとくゝるほどに何事なにごとだまつて年上としうへこともの奧樣おくさますつとお羽織はをりをぬぎて、千葉ちば背後うしろより打着うちきたまふに、人肌ひとはだのぬくみ氣味きみわるく、麝香じやこうのかをり滿身まんしんおそひて
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
かれ滿身まんしんあせしてた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)