“月給”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げっきゅう41.7%
げつきふ33.3%
げつきう16.7%
づきたま8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もっとも、一街頭がいとう朝鮮人ちょうせんじんのくつなおしに裏皮うらがわをとりかえさせて、月給げっきゅうのほとんど全部ぜんぶはらわせられたことがあります。
兄の声 (新字新仮名) / 小川未明(著)
安之助やすのすけ當分たうぶんあひだわづかな月給げつきふと、この五千ゑんたいする利益りえき配當はいたうとでらさなければならないのださうである。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
ふくろなどが口廣くちひろことへど亥之いの昨今さくこん月給げつきうありついたも必竟ひつきやう原田はらださんの口入くちいれではなからうか
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
一 ざとうしゆ参候はゞ御さか月給づきたまひ御ひき給候べく候、あなたがたに候はんずるざとうしゆ参候はゞ御ねんごろは候べく候、なれ/\しくは御おき候まじく候、ついでに心へ候へ
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)