“げつきう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
月給66.7%
月宮33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お袋(ふくろ)などが口廣(くちひろ)い事(こと)は言(い)へど亥之(いの)が昨今(さくこん)の月給(げつきう)に有(あり)ついたも必竟(ひつきやう)は原田(はらだ)さんの口入(くちい)れではなからうか
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
されども是(こ)れぞの跡(あと)もなく、唯(たゞ)うか/\と物(もの)おもふらしく或時(あるとき)はしみ/″\と泣(な)いて、お前樣(まへさま)いつまで是(こ)れだけの月給(げつきう)取(と)つてお出遊(いであそ)ばすお心(こゝろ)ぞ、お向(むか)ふ邸(やしき)の旦那(だんな)さまは
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
墓(はか)へ這入(はい)るまで八圓(ゑん)の月給(げつきう)では有(あ)るまいと思(おも)ひますに、其邊(そのへん)格別(かくべつ)の御心配(ごしんぱい)なくと見事(みごと)に言(い)へば、母親(はゝおや)はまだらに殘(のこ)る黒(くろ)き齒(は)を出(だ)して、成(な)るほど/\宜(よ)く立派(りつぱ)に聞(きこ)えました
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
私(わたし)の手足(てあし)が働(はたら)かぬ時(とき)に成(な)りて何分(なにぶん)のお世話(せは)をお頼(たの)み申(まを)さねば成(な)らぬ曉(あかつき)、月給(げつきう)八圓(ゑん)で何(ど)う成(な)らう、夫(そ)れを思(おも)ふと今(いま)のうち覺悟(かくご)を極(き)めて、少(すこ)しは互(たが)ひに愁(つ)らき事(こと)なりとも當分(たうぶん)夫婦(ふうふ)別(わか)れして
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
ひそかに思(おも)ふ。湖(みづうみ)の全景(ぜんけい)は、月宮(げつきう)よりして、幹(みき)紫(むらさき)に葉(は)の碧(みどり)なる、玉(たま)の枝(えだ)より、金色(こんじき)の斧(をの)で伐(き)つて擲(なげう)つたる、偉(おほい)なる胡桃(くるみ)の実(み)の、割目(われめ)に青(あを)い露(つゆ)を湛(たゝ)へたのであらう。まつたく一寸(ちよつと)胡桃(くるみ)に似(に)て居(ゐ)る。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)