“全景”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぜんけい50.0%
パノラマ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひそかにおもふ。みづうみ全景ぜんけいは、月宮げつきうよりして、みきむらさきみどりなる、たまえだより、金色こんじきをのつてなげうつたる、おほいなる胡桃くるみの、割目われめあをつゆたゝへたのであらう。まつたく一寸ちよつと胡桃くるみる。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
オリヴィエは事物を、一種歴史的な全景パノラマ的な見地からながめていた。すべてを理解したいとの念から、可否の両面を同時に見ていた。人が彼の前でその一方を支持すれば、彼は反対のほうを支持した。