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全貌
ふりがな文庫
“全貌”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぜんぼう
85.2%
ぜんばう
14.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぜんぼう
(逆引き)
けれども読者である我々はそれで充分納得して、その微細なニュアンスからピエルの
全貌
(
ぜんぼう
)
を歴々と想像しながら読了してしまう。
意慾的創作文章の形式と方法
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
大将としてはまたそれを話し出した時に秘密の
全貌
(
ぜんぼう
)
の見られることも願っているのであるから好機は容易に見いだせないのであるらしい。
源氏物語:36 柏木
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
全貌(ぜんぼう)の例文をもっと
(23作品)
見る
ぜんばう
(逆引き)
事件の
全貌
(
ぜんばう
)
は、皆川半之丞の素姓が判りさへすれば、わけもなく見透せるやうな氣がしますが、いくら浪人でも、
歴
(
れつき
)
とした二本差を、證據も何にもなしに縛るわけに行かず
銭形平次捕物控:080 捕物仁義
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
平次の周到さは、たつた二日一夜の間に、早くも事件の
全貌
(
ぜんばう
)
を掴んでしまつたのでせう。
銭形平次捕物控:138 第廿七吉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
全貌(ぜんばう)の例文をもっと
(4作品)
見る
“全貌”の意味
《名詞》
全貌(ぜんぼう)
全体の様子やすがた。全容。
(出典:Wiktionary)
全
常用漢字
小3
部首:⼊
6画
貌
常用漢字
中学
部首:⾘
14画
“全”で始まる語句
全
全然
全体
全身
全體
全部
全快
全滅
全速力
全盛
検索の候補
朝貌形完全土器
“全貌”のふりがなが多い著者
フランツ・カフカ
島木健作
梅崎春生
高浜虚子
紫式部
吉川英治
谷崎潤一郎
野村胡堂
太宰治
岡本かの子