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全貌
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ぜんばう
ふりがな文庫
“
全貌
(
ぜんばう
)” の例文
事件の
全貌
(
ぜんばう
)
は、皆川半之丞の素姓が判りさへすれば、わけもなく見透せるやうな氣がしますが、いくら浪人でも、
歴
(
れつき
)
とした二本差を、證據も何にもなしに縛るわけに行かず
銭形平次捕物控:080 捕物仁義
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
平次の周到さは、たつた二日一夜の間に、早くも事件の
全貌
(
ぜんばう
)
を掴んでしまつたのでせう。
銭形平次捕物控:138 第廿七吉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
事件は次第に、椿三千麿の口から、その
全貌
(
ぜんばう
)
を示して來たのです。
銭形平次捕物控:261 弱い浪人
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
お由にも、
漸
(
やうや
)
く事件の
全貌
(
ぜんばう
)
が解つた樣子です。
銭形平次捕物控:083 鉄砲汁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
“全貌”の意味
《名詞》
全貌(ぜんぼう)
全体の様子やすがた。全容。
(出典:Wiktionary)
全
常用漢字
小3
部首:⼊
6画
貌
常用漢字
中学
部首:⾘
14画
“全”で始まる語句
全
全然
全体
全身
全體
全部
全快
全滅
全速力
全盛