“取隱”のいろいろな読み方と例文
新字:取隠
読み方割合
とりかく50.0%
とりかくせ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たづね出さん爲御邊を是までまねき申たり以前の好みを以て若彼の者共をかくまおきも致しなば早速さつそく相渡し申すべし此儀取隱とりかくし候はゞ其許の爲になるまじといふ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
九郎兵衞是は後日ごにち詮議せんぎの時首さへ無れば知れまじとて九助取隱とりかくせしなりと云ば大岡殿シテ又首のなき者を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
取隱とりかくせ奸計かんけいに相違はない恨はないなどと申がコリヤ云譯はくらくびは何處へ隱したサア眞直まつすぐに申せとにらめ付るに九助はイヘ決して覺えは御座りません此間このあひだも申上ます通り十九日に金谷村かなやむらへ參り又ゆふ申刻なゝつすぎより上新田村にいたりて夜に入まで彼方に居し故人を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)