“しゅそく”の漢字の書き方と例文
語句割合
手足100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手足しゅそくを労するを得ず故に世に為すことなしと言うや、汝高壇にたちて説教し得ず故に福音を他に伝うるを得ずと言うや
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
流れに任せた軽舸の中では、法月弦之丞の目と手足しゅそく、その時怖ろしく迅速に働いていた。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今かかる達人の見地よりせば、いわゆる道のためには喪身失命そうしんしつみょうを辞せずで、手足しゅそくなお断つべし、いわんやこの肉体を養うための衣食のごとき、場合によってはほとんど問題にもならぬのである。
貧乏物語 (新字新仮名) / 河上肇(著)