“韓昌黎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんしやうれい50.0%
かんしょうれい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
晩唐ばんたう一代いちだい名家めいか韓昌黎かんしやうれいに、一人いちにん猶子いうし韓湘かんしやうあり。江淮かうくわいよりむかへて昌黎しやうれいやかたやしなひぬ。猶子いうしとしわかうして白皙はくせき容姿ようしあたか婦人ふじんごとし。しかおこな放逸はういつにして、いさゝかまなぶことをせず。
花間文字 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
あに今人ノ韻ヲヒ字ヲメテややモスレバ千百言ヲ成スノ比ナランヤ。韓昌黎かんしょうれいハ硬語横空。元微之げんびし玉磬ぎょっけいノ声声ニシテ徹シ金鈴ノ箇箇円ナルヲ以テ二ナガラつらネテコレヲ称ス。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)