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韓
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ふりがな文庫
“
韓
(
から
)” の例文
刀自たちは、初めはそんな
韓
(
から
)
の
技人
(
てびと
)
のするやうな事はと、目もくれなかつた。だが時が立つと、段々興味を惹かれる様子が見えて来た。
死者の書:――初稿版――
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
かれその大年の神
一
、
神活須毘
(
かむいくすび
)
の神の女
伊怒
(
いの
)
比賣に娶ひて生みませる子、
大國御魂
(
おほくにみたま
)
の神。次に
韓
(
から
)
の神。次に
曾富理
(
そほり
)
の神。次に
白日
(
しらひ
)
の神。次に
聖
(
ひじり
)
の神
二
五神。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
韓
(
から
)
の風は寒かりけん、間も無く肺を病みて吐血し、日本に送り還されて
暫時
(
しばらく
)
諸處の病院に在りし後明治三十九年十二月二十一日彼の最も嫌ひなりし大阪の地に死にぬ。
貝殻追放:008 「その春の頃」の序
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
「鶴が鳴き葦辺をさして飛び渡るあなたづたづし
独
(
ひとり
)
さ
寝
(
ぬ
)
れば」(三六二六)、「沖辺より潮満ち来らし
韓
(
から
)
の浦に
求食
(
あさ
)
りする鶴鳴きて騒ぎぬ」(三六四二)等の歌があり
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
伯耆
(
ほうき
)
の
大山
(
だいせん
)
の後には
韓山
(
からやま
)
という離れ山があります。これも大山と背くらべをするために、わざわざ
韓
(
から
)
から渡って来た山だから、それで韓山というのだといい伝えております。
日本の伝説
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
▼ もっと見る
韓
(
から
)
の空の見はらしどころここにして太閤はありき海山の上に
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
韓
(
から
)
くにの虎にのるべき益荒夫も肝ぞとらるる恋のやつこに
礼厳法師歌集
(新字旧仮名)
/
与謝野礼厳
(著)
刀自たちは、初めは、そんな
韓
(
から
)
の
技人
(
てびと
)
のするような事は、と目もくれなかった。だが時が立つと、段々興味を
惹
(
ひ
)
かれる様子が見えて来た。
死者の書
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
かく歌ひて還らして、しまし
筒木
(
つつき
)
の
韓
(
から
)
人
一六
、名は
奴理能美
(
ぬりのみ
)
が家に入りましき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
白妙
(
しろたへ
)
のころもゆたけく笙の笛吹きて遊べり
韓
(
から
)
の人かも
雀の卵
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“韓”の意味
《名詞》
(から)朝鮮半島南部の古称、加羅とも表記。伽耶はこれがなまったものか。のちに、中国本土も意味するようになり、文字も「唐」が当てられるようになった。
《固有名詞》
(カン)古代中国の国名。朝鮮半島に存在した国家群を「韓」の一語で呼ぶことはまれ。
(出典:Wiktionary)
韓
常用漢字
中学
部首:⾱
18画
“韓”を含む語句
韓国
韓人
韓織
韓紅
韓遂
韓昌黎
韓大爺
韓湘
韓山
韓信
韓退之
韓非子
韓当
韓愈
韓玄
三韓
韓氏
韓柳
韓浩
韓幹
...