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韓
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かん
ふりがな文庫
“
韓
(
かん
)” の例文
唐の貞元年中、
大理評事
(
だいりひょうじ
)
を勤めている
韓
(
かん
)
という人があって、
西河
(
せいか
)
郡の南に寓居していたが、家に一頭の馬を飼っていた。馬は甚だ強い
駿足
(
しゅんそく
)
であった。
中国怪奇小説集:06 宣室志(唐)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
斯
(
し
)
自
(
みづか
)
ら
以爲
(
おも
)
へらく、
非
(
ひ
)
に
如
(
し
)
かずと。
非
(
ひ
)
、
韓
(
かん
)
の
削弱
(
さくじやく
)
せらるるを
見
(
み
)
、
數〻
(
しばしば
)
書
(
しよ
)
を
以
(
もつ
)
て
韓王
(
かんわう
)
を
諫
(
いさ
)
む、
韓王
(
かんわう
)
用
(
もち
)
ふること
能
(
あた
)
はず。
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
三
韓
(
かん
)
支那
(
しな
)
の
建築
(
けんちく
)
は
木材
(
もくざい
)
と
甎
(
せん
)
と
石
(
いし
)
との
混用
(
こんよう
)
であるが、これも
彼
(
か
)
の
土
(
ど
)
における
木材
(
もくざい
)
が
比較的
(
ひかくてき
)
貧少
(
ひんせう
)
であるのと、
石材
(
せきざい
)
及
(
およ
)
び
甎
(
せん
)
に
適
(
てき
)
する
材料
(
ざいれう
)
が
豊富
(
ほうふ
)
であるがためである。
日本建築の発達と地震
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
大寧
(
たいねい
)
に居らしめ、第十八子
楩
(
べん
)
を封じて
岷
(
びん
)
王となし、第十九子
橞
(
けい
)
を封じて
谷
(
こく
)
王となす、谷王というは
其
(
そ
)
の
居
(
お
)
るところ
宣府
(
せんふ
)
の
上谷
(
じょうこく
)
の地たるを以てなり、第二十子
松
(
しょう
)
を封じて
韓
(
かん
)
王となし、
開源
(
かいげん
)
に居らしむ。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
((田忌))
直
(
ただ
)
ちに
大梁
(
たいりやう
)
に
走
(
おもむ
)
く。
魏
(
ぎ
)
の
將
(
しやう
)
龐涓
(
はうけん
)
、
之
(
これ
)
を
聞
(
き
)
き、
韓
(
かん
)
を
去
(
さ
)
つて
歸
(
かへ
)
れり。
(四二)
齊
(
せい
)
の
軍
(
ぐん
)
既
(
すで
)
に
已
(
すで
)
に
過
(
す
)
ぎて
西
(
にし
)
す。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
▼ もっと見る
日本太古
(
にほんたいこ
)
の
原始的家屋
(
げんしてきかをく
)
はともかくも、
既
(
すで
)
に三
韓
(
かん
)
支那
(
しな
)
と
交通
(
かうつう
)
して、
彼
(
か
)
の
土
(
と
)
の
建築
(
けんちく
)
が
輸入
(
ゆにふ
)
されるに
當
(
あた
)
つて、
日本人
(
にほんじん
)
は
何
(
なに
)
ゆゑに
彼
(
か
)
の
土
(
と
)
において
賞用
(
しやうよう
)
せられた
石
(
いし
)
や
甎
(
せん
)
の
構造
(
こうざう
)
を
避
(
さ
)
けて
日本建築の発達と地震
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
起
(
き
)
曰
(
いは
)
く、『
西河
(
せいが
)
を
守
(
まも
)
りて、
秦
(
しん
)
の
兵
(
へい
)
敢
(
あへ
)
て
東
(
ひがし
)
に
郷
(
むか
)
はず、
韓
(
かん
)
・
趙
(
てう
)
・
(九二)
賓從
(
ひんじう
)
するは、
子
(
し
)
、
起
(
き
)
に
孰
(
いづ
)
れぞ』と。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
申不害
(
しんふがい
)
は
(三九)
京人
(
けいひと
)
也
(
なり
)
。
故
(
もと
)
鄭
(
てい
)
の
賤臣
(
せんしん
)
なり。
(四〇)
術
(
じゆつ
)
を
學
(
まな
)
び、
以
(
もつ
)
て
(四一)
韓
(
かん
)
の
昭矦
(
せうこう
)
に
干
(
もと
)
む。
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
文矦
(
ぶんこう
)
、
呉起
(
ごき
)
が
善
(
よ
)
く
兵
(
へい
)
を
用
(
もち
)
ひ・
(七五)
廉平
(
れんぺい
)
にして
能
(
のう
)
を
盡
(
つく
)
し
士
(
し
)
の
心
(
こころ
)
を
得
(
え
)
たるを
以
(
もつ
)
て、
乃
(
すなは
)
ち
以
(
もつ
)
て
西河
(
せいが
)
の
守
(
しゆ
)
と
爲
(
な
)
し、
以
(
もつ
)
て
秦
(
しん
)
・
韓
(
かん
)
を
拒
(
ふせ
)
がしむ。
魏
(
ぎ
)
の
文矦
(
ぶんこう
)
既
(
すで
)
に
卒
(
しゆつ
)
す。
起
(
き
)
、
其子
(
そのこ
)
武矦
(
ぶこう
)
に
事
(
つか
)
ふ。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
非
(
ひ
)
、
終
(
つひ
)
に
韓
(
かん
)
の
爲
(
ため
)
にして、
秦
(
しん
)
の
爲
(
た
)
めにせず、
(一一六)
此
(
こ
)
れ
人
(
ひと
)
の
情
(
じやう
)
也
(
なり
)
。
今
(
いま
)
、
王
(
わう
)
、
用
(
もち
)
ひず、
久
(
ひさ
)
しく
留
(
とど
)
めて
之
(
これ
)
を
歸
(
かへ
)
さば、
此
(
こ
)
れ
自
(
みづか
)
ら
患
(
うれひ
)
を
遺
(
のこ
)
す
也
(
なり
)
。
(一一七)
過法
(
くわはふ
)
を
以
(
もつ
)
て
之
(
これ
)
を
誅
(
ちう
)
するに
如
(
し
)
かず
国訳史記列伝:03 老荘申韓列伝第三
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
“韓”の意味
《名詞》
(から)朝鮮半島南部の古称、加羅とも表記。伽耶はこれがなまったものか。のちに、中国本土も意味するようになり、文字も「唐」が当てられるようになった。
《固有名詞》
(カン)古代中国の国名。朝鮮半島に存在した国家群を「韓」の一語で呼ぶことはまれ。
(出典:Wiktionary)
韓
常用漢字
中学
部首:⾱
18画
“韓”を含む語句
韓国
韓人
韓織
韓紅
韓遂
韓昌黎
韓大爺
韓湘
韓山
韓信
韓退之
韓非子
韓当
韓愈
韓玄
三韓
韓氏
韓柳
韓浩
韓幹
...