ごと)” の例文
ジャックが、そっとお釜のふたをあけてのぞいてみますと、玉でかざった、みごとなハープのたてごとが目にはいりました。
ジャックと豆の木 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
で、こんな時には久しく手をふれてみない八雲ごとでも弾いてみようかと、おりんに琴台とよぶ小机を出させて、それに白い指をまろばせてみる。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこでおよめさん同士どうしみんなで楽器がっきわせてあそぼうといいしました。そしてはちかつぎには、いちばんむずかしいやまとごとをひかせることにしました。
鉢かつぎ (新字新仮名) / 楠山正雄(著)