“木琴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もっきん75.0%
シロフォーン25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まれつき、なんでもおときなのだ。だれからおそわらなくても、こうして、木琴もっきんらせば、いい音色ねいろるじゃないか。
しいたげられた天才 (新字新仮名) / 小川未明(著)
筆をおくと、彼は椅子いすに返って、片手に杯を持ち、片手の指で木琴もっきんを叩くように卓をはじき、小声でそれをぎんじてみた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
けれども、それからまた要素的な暗示が引き出せる。と云うのが、擬音なんだよ。熊城君、君は木琴シロフォーンを知っているだろう。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)