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琴歌
ふりがな文庫
“琴歌”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ことうた
60.0%
キンカ
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことうた
(逆引き)
侃々諤々
(
かんかんがくがく
)
も、景助や五郎八の
悲嘆慷慨
(
ひたんこうがい
)
も、そこここのすったもんだも、一様に、黙りかえって、十三絃のまろぶ音につれて聞える
琴歌
(
ことうた
)
にしばし耳をすまし合った。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かなしみの中にも、それを露わに言わないで
琴歌
(
ことうた
)
にたくして、その別離の情と、壮行を祝う心とを内蔵助に送ったお軽こそ、わたくしの好きな女性の型の一人である。
軽女
(新字新仮名)
/
上村松園
(著)
琴歌(ことうた)の例文をもっと
(3作品)
見る
キンカ
(逆引き)
これが一つになつて所謂
琴歌
(
キンカ
)
神宴或は清暑堂御遊といふやうな名称を失うて、御神楽と称せられ、更にそれを庭上の神事といふ風に形を変へさせ
神楽(その二)
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
室町以後江戸の初期へかけて、中世以前、上流の専有であつた組歌が、民間に盛んに行はれる様になり、古い
琴歌
(
キンカ
)
は、いつしか、新しい組唄を生じ、三味線にも組唄がかけられてゐた。
組踊り以前
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
琴歌(キンカ)の例文をもっと
(2作品)
見る
琴
常用漢字
中学
部首:⽟
12画
歌
常用漢字
小2
部首:⽋
14画
“琴”で始まる語句
琴
琴柱
琴瑟
琴線
琴平
琴爪
琴棋
琴責
琴書
琴手
“琴歌”のふりがなが多い著者
竹久夢二
上村松園
折口信夫
吉川英治