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琴歌
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ことうた
ふりがな文庫
“
琴歌
(
ことうた
)” の例文
侃々諤々
(
かんかんがくがく
)
も、景助や五郎八の
悲嘆慷慨
(
ひたんこうがい
)
も、そこここのすったもんだも、一様に、黙りかえって、十三絃のまろぶ音につれて聞える
琴歌
(
ことうた
)
にしばし耳をすまし合った。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かなしみの中にも、それを露わに言わないで
琴歌
(
ことうた
)
にたくして、その別離の情と、壮行を祝う心とを内蔵助に送ったお軽こそ、わたくしの好きな女性の型の一人である。
軽女
(新字新仮名)
/
上村松園
(著)
美迦野
(
みかの
)
さんは、
炬燵布団
(
こたつぶとん
)
の
綴糸
(
とぢいと
)
をまるい
白
(
しろ
)
い
指
(
ゆび
)
ではじきながら、
離室
(
はなれ
)
の
琴歌
(
ことうた
)
に
声
(
こえ
)
をあはせた。
桜さく島:見知らぬ世界
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
琴
常用漢字
中学
部首:⽟
12画
歌
常用漢字
小2
部首:⽋
14画
“琴”で始まる語句
琴
琴柱
琴瑟
琴線
琴平
琴爪
琴棋
琴責
琴書
琴手