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琴柱
ふりがな文庫
“琴柱”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ことじ
57.9%
ことぢ
42.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことじ
(逆引き)
箏
(
そう
)
の
琴
(
こと
)
は絃がゆるむわけではないが、他の楽器と合わせる時に
琴柱
(
ことじ
)
の場所が動きやすいものなのだから、初めからその心得でいなければならないが
源氏物語:35 若菜(下)
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
鼓村さんは息子が踊りで
叱
(
しか
)
られるのまでハラハラして、その方へ気をつかうので、
琴柱
(
ことじ
)
をはねとばしたりした。
朱絃舎浜子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
琴柱(ことじ)の例文をもっと
(11作品)
見る
ことぢ
(逆引き)
琴爪が糸のうへをさらさらころころとすべつてゆくのも、雲のやうなもくめのある胴のうへに雁の形の
琴柱
(
ことぢ
)
がちらばらに立つてるのもみな珍しく美しくみえた。
銀の匙
(新字旧仮名)
/
中勘助
(著)
手もふれぬ
琴柱
(
ことぢ
)
たふれてうらめしき音をたてわたる秋の夕かぜ
恋衣
(新字旧仮名)
/
山川登美子
、
増田雅子
、
与謝野晶子
(著)
琴柱(ことぢ)の例文をもっと
(8作品)
見る
“琴柱(
箏
)”の解説
箏(こと・そう)は、日本の伝統楽器(和楽器)の一つ。
一般的に、「箏(こと)」と呼ばれ、「琴(きん)」の字を当てることもあるが、「箏」と「琴」は別の楽器である。最大の違いは、箏は柱(じ)と呼ばれる可動式の支柱で弦の音程を調節するのに対し、琴は柱が無く、弦を押さえる場所で音程を決める。ただし、箏の柱(箏の駒)は「琴柱」とするのが一般的で(商品名も琴柱)、箏の台は琴台(きんだい)という。
(出典:Wikipedia)
琴
常用漢字
中学
部首:⽟
12画
柱
常用漢字
小3
部首:⽊
9画
“琴柱”の関連語
生田流
“琴柱”で始まる語句
琴柱尾
琴柱形
琴柱窓
検索の候補
琴柱尾
琴柱形
琴柱窓
提琴柱子
“琴柱”のふりがなが多い著者
小金井喜美子
中勘助
作者不詳
蒲原有明
与謝野晶子
谷崎潤一郎
幸田露伴
島崎藤村
紫式部
北原白秋