“炬燵布団”の読み方と例文
読み方割合
こたつぶとん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いいながら、ふと沢庵が隣のふすまを開けると、そこの炬燵布団こたつぶとん小屏風こびょうぶを囲い、雪の夜を心ゆくまで暖まりながら寝ている人がある。それが光悦だった。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
美迦野みかのさんは、炬燵布団こたつぶとん綴糸とぢいとをまるいしろゆびではじきながら、離室はなれ琴歌ことうたこえをあはせた。
桜さく島:見知らぬ世界 (新字旧仮名) / 竹久夢二(著)