“風琴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
オルガン61.5%
ふうきん30.8%
おるがん7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
式が始まるにつけて婦人席の中から風琴オルガンの前の方へ歩いて行ったのは繁子だ。捨吉は多勢腰掛けている人達の間を通して、彼女を見た。
桜の実の熟する時 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
風琴ふうきん楽を和してゆうなる処のみ神の教会ならざるを知れり、孝子家計の貧を補わんがために寒夜に物をひさぐ処これ神の教会ならずや
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
風琴おるがんの唱歌する聲をききつつ
クリスマス (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)