“オルガン”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:おるがん
語句割合
風琴66.7%
洋琴25.0%
手風琴8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さながら、風琴オルガンのカップラーを引き出して音色を変えるように、彼女は相手の胸腔を引きしめ、弛ませつつ、音符を変化させた。
オフェリヤ殺し (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
内の小児こどもおいだの、めいだのが一所になった処へ、また小児同志の客があり、草深の一家いっけも来、ヴァイオリンが聞える、洋琴オルガンが鳴る、唱歌を唄う——この人数にんずへ、もう一組。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
け! 弾け! その手風琴オルガンで沢山だ。」
センチメンタル・ドライヴ (新字旧仮名) / 牧野信一(著)