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風琴
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ふうきん
ふりがな文庫
“
風琴
(
ふうきん
)” の例文
風琴
(
ふうきん
)
楽を和して
幽
(
ゆう
)
なる処のみ神の教会ならざるを知れり、孝子家計の貧を補わんがために寒夜に物を
鬻
(
ひさ
)
ぐ処これ神の教会ならずや
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
広場の少し手前にある一軒の小店の前の車道で、髪の黒い若い手回し
風琴
(
ふうきん
)
やが立って、何やらひどく感傷的な
小唄
(
ロマンス
)
を鳴らしていた。
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
あまり暑いので、
梯子
(
はしご
)
段の板張りに寝転んで本を読む。
風琴
(
ふうきん
)
と魚の町、ふっとこんな尾道の物語りを書いてみたくなる。
新版 放浪記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
一合唱長として、一
風琴
(
ふうきん
)
手として、ライプチッヒにある間のバッハは、数十年間、全く神を讃美するための音楽に没頭したと言っても決して過言ではない。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
白い風呂敷包みの中から、まるでトランクのように大きい
風琴
(
ふうきん
)
を出すと、風琴の
紐
(
ひも
)
を肩にかけて鳴らし出す。秋の山の風でも聞いているような、風琴の音色、皆珍らしがってみていた。
新版 放浪記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
“風琴”の意味
《名詞》
風琴(ふうきん)
オルガン。
(出典:Wiktionary)
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
琴
常用漢字
中学
部首:⽟
12画
“風琴”で始まる語句
風琴手
風琴家
風琴管