“風琴手”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふうきんしゅ50.0%
オルガニスト50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十八歳の秋、ザンゲルハウゼンの教会に風琴手ふうきんしゅの試験を抜群の成績で通過したが、あまりに年少だったために採用されなかった。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
有名なゲオルク・ベームは聖ヨハネ教会の風琴手ふうきんしゅで、バッハと年齢の隔りを超えて良き知己であり、ベームの師にしてオランダの名風琴手ヤン・アダム・ラインケンは、三十マイルを隔てて
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
オルガン——それもほんたうのパイプオルガン——がその二階にあつて、それはこの「古水車教會」の會衆の誇りだつた。風琴手オルガニストはフイービといふ娘さんである。
水車のある教会 (旧字旧仮名) / オー・ヘンリー(著)
續いて、それとならんで短い影が現はれた。そして間もなく、二人の見知らぬ人の姿が教會に近づいて來た。長い方の影は、オルガンの練習に來た風琴手オルガニストフィービ・サマズ孃だつた。
水車のある教会 (旧字旧仮名) / オー・ヘンリー(著)