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『詩語としての日本語』
ふりがな文庫
『
詩語としての日本語
(
しごとしてのにほんご
)
』
酩酊船 さてわれらこの日より星を注ぎて乳汁色の 海原の詩に浴しつゝ緑なす瑠璃を啖ひ行けば こゝ吃水線は恍惚として蒼ぐもり 折から水死人のたゞ一人想ひに沈み降り行く 見よその蒼色忽然として色を染め 金紅色の日の下にわれを忘れし揺蕩は 酒精より …
著者
折口信夫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 詩歌
初出
「現代詩講座 第二巻」1950(昭和25)年5月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約27分(500文字/分)
朗読目安時間
約45分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
汝
(
ナレ
)
苦
(
ニガ
)
穿
(
アナグ
)
注
(
スヽ
)
後
(
アト
)
一人
(
ヒトリ
)
仏
(
ブツ
)
啖
(
クラ
)
飜
(
ウツ
)
彩画
(
ダミヱ
)
蒼色
(
アヲグモリ
)
詩
(
ウタ
)
揺蕩
(
タユタヒ
)
酒精
(
アルコル
)
悪
(
にく
)
立琴
(
リイル
)
詞
(
ことば
)
語
(
ことば
)
題名が同じ作品
詩語としての日本語
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)