“苦汁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くじゅう62.5%
にがり12.5%
あく12.5%
ニガリ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、そうした虚偽がさらに新たな苦汁となってかれの胸の中を流れ、つぎからつぎに不快な気持ちをますばかりだったのである。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
もちろん主成分は塩化ナトリウムであるが、俗にいう苦汁すなわち塩化マグネシウムが、粗製塩には、かなりの量はいっている。
塩の風趣 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
「やたらに、仕事がしよい晩だと思って、気がげてきて仕方がない。——どうも馬春堂、おめえは少し、悪党にしちゃ半端でいけねえ。もう少し苦汁が抜けて来そうなもんだ」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
△一杯の酒は甘露だつた、百杯の酒は苦汁となつた。
其中日記:02 (二) (新字旧仮名) / 種田山頭火(著)