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くじゅう
ふりがな文庫
“くじゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
苦渋
40.0%
苦汁
30.0%
久住
15.0%
九重
10.0%
苦澀
5.0%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
苦渋
(逆引き)
だが、そういう
苦渋
(
くじゅう
)
な様子はほんのちょっと現われるだけで、すぐまた、元の陽気な馴々しい「タイメイ」さんにかえるのである。
石ころ路
(新字新仮名)
/
田畑修一郎
(著)
くじゅう(苦渋)の例文をもっと
(8作品)
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苦汁
(逆引き)
やがて、木工助は、
苦汁
(
くじゅう
)
を吐くように、そう答えた。いや、うめいたといったほうがよい。それほど、語るには苦しい事情でもあるらしい。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
くじゅう(苦汁)の例文をもっと
(6作品)
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久住
(逆引き)
其代表的のものは尾瀬であろう。日光の戦場ヶ原や信州の戸隠ノ原、又は鬼怒沼原も
稍々
(
やや
)
之に類している。私には未知の地であるが、九州の
久住
(
くじゅう
)
高原はこの例に入る
可
(
べ
)
きものであろう。
高原
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
くじゅう(久住)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
九重
(逆引き)
崩平
(
くえんたいら
)
という山を一巡すると
湧出
(
わくで
)
山という山が見え出す。続いて
九重
(
くじゅう
)
山、
久住
(
くじゅう
)
山、
大船
(
たいせん
)
山、黒岳などという山が前面に現れた。
恰
(
あたか
)
も列座の諸侯を見るような感じで威風堂々と並んでいた。
別府温泉
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
くじゅう(九重)の例文をもっと
(2作品)
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苦澀
(逆引き)
(男首を
俛
(
た
)
れて辻馬車のたまりをさして行く。昔のおろかなりし事の
苦澀
(
くじゅう
)
なる記念のために、その面上には
怜
(
あわれ
)
むべき苦笑の影浮べり。灰いろの空よりは秋めける雨しとしとと降れり。)
辻馬車
(新字新仮名)
/
フェレンツ・モルナール
(著)
くじゅう(苦澀)の例文をもっと
(1作品)
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