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苦渋
ふりがな文庫
“苦渋”の読み方と例文
旧字:
苦澁
読み方
割合
くじゅう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くじゅう
(逆引き)
このような
苦渋
(
くじゅう
)
な哲学が早くも少年時代の彼の中に芽ばえなければならなかったことを、『はつ恋』一編はありありと示しています。
「はつ恋」解説
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
だが、そういう
苦渋
(
くじゅう
)
な様子はほんのちょっと現われるだけで、すぐまた、元の陽気な馴々しい「タイメイ」さんにかえるのである。
石ころ路
(新字新仮名)
/
田畑修一郎
(著)
言い抜けらしい
苦渋
(
くじゅう
)
は見えぬせいか、道誉も左近も「……では」と、得心の色をなごませて、やっとその場は事なきをえたものだった。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
苦渋(くじゅう)の例文をもっと
(8作品)
見る
“苦渋”の意味
《名詞》
苦渋(くじゅう)
苦く、渋いこと。
苦しみ、悩むこと。
(出典:Wiktionary)
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
渋
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
“苦”で始まる語句
苦
苦悶
苦笑
苦々
苦痛
苦患
苦力
苦労
苦手
苦衷
検索の候補
渋苦
“苦渋”のふりがなが多い著者
田畑修一郎
梅崎春生
小栗虫太郎
山川方夫
神西清
吉川英治
岡本かの子
野村胡堂