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苦
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くるしむ
ふりがな文庫
“
苦
(
くるしむ
)” の例文
雪吹
(
ふゞき
)
の人を
殺
(
ころ
)
す事大方右に
類
(
るゐ
)
す。
暖地
(
だんち
)
の人花の
散
(
ちる
)
に
比
(
くらべ
)
て
美賞
(
びしやう
)
する
雪吹
(
ふゞき
)
と其
異
(
ことなる
)
こと、
潮干
(
しほひ
)
に
遊
(
あそ
)
びて
楽
(
たのしむ
)
と
洪濤
(
つなみ
)
に
溺
(
おぼれ
)
て
苦
(
くるしむ
)
との
如
(
ごと
)
し。雪国の
難義
(
なんぎ
)
暖地
(
だんち
)
の人おもひはかるべし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
吾とは何ぞや⦅What am I ?⦆なんちょう馬鹿な問を発して自から
苦
(
くるしむ
)
ものがあるが到底知れないことは
如何
(
いか
)
にしても知れるもんでない、とこう言って
嘲笑
(
ちょうしょう
)
を
洩
(
も
)
らした人があります。
牛肉と馬鈴薯
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
雪の
為
(
ため
)
に
種々
(
しゆ/″\
)
の
遊楽
(
いうらく
)
をなす事
枚挙
(
あげてかぞへ
)
がたし。雪を
賞
(
しやう
)
するの
甚
(
はなはだ
)
しきは
繁花
(
はんくわ
)
のしからしむる所也。雪国の人これを見、これを
聞
(
きゝ
)
て
羨
(
うらやま
)
ざるはなし。我国の初雪を以てこれに
比
(
くらぶ
)
れば、
楽
(
たのしむ
)
と
苦
(
くるしむ
)
と
雲泥
(
うんでい
)
のちがひ也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“苦”の意味
《名詞》
(ク)苦しいこと、辛いこと
(出典:Wiktionary)
“苦(苦(仏教))”の解説
仏教における苦(く、pi: dukkha、sa: दुःख, duḥkha、蔵: )とは、苦しみや悩み、精神や肉体を悩ませる状態を指す。対義語は楽。
仏教は無常、苦、無我の3つで三相を形成する。四諦の4つすべては苦に関する真理である。仏教は、この苦の滅尽をめざす学問体系である。
(出典:Wikipedia)
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
“苦”を含む語句
苦力
苦笑
苦悩
苦悶
苦痛
辛苦
苦情
苦慮
苦患
苦勞
心苦
苦汁
困苦
労苦
苦衷
滅茶苦茶
苦味
苦行
苦役
苦難
...