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微瑕
ふりがな文庫
“微瑕”の読み方と例文
読み方
割合
びか
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びか
(逆引き)
然れどもゴンクウルは衆に
先
(
さきん
)
じて浮世絵に着目したる最初の
一人
(
いちにん
)
たり。その著歌麿伝の価値は
此
(
かく
)
の如き
白璧
(
はくへき
)
の
微瑕
(
びか
)
によりて
上下
(
じょうげ
)
するものに
非
(
あら
)
ず。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
姫宮の教育は最高の女性を作り上げる覚悟で、
微瑕
(
びか
)
もない方にして、一生を御独身でお暮らしになってもあぶなげのない素養をつけたいものですね。
源氏物語:35 若菜(下)
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
と云ふのは少し
大雑把
(
おほざつぱ
)
である。
牛込
(
うしごめ
)
の
矢来
(
やらい
)
は、
本郷
(
ほんがう
)
一帯の高地にははひらない筈である。けれどもこれは、
白壁
(
はくへき
)
の
微瑕
(
びか
)
を数へる為めにあげたのではない。
日本小説の支那訳
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
微瑕(びか)の例文をもっと
(8作品)
見る
“微瑕”の意味
《名詞》
物についたわずかな瑕、些細な欠点。
(出典:Wiktionary)
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
瑕
漢検1級
部首:⽟
13画
“微”で始まる語句
微笑
微
微塵
微風
微行
微妙
微暗
微酔
微醺
微温
“微瑕”のふりがなが多い著者
紫式部
谷崎潤一郎
永井荷風
菊池寛
寺田寅彦
芥川竜之介