“圧石”のいろいろな読み方と例文
旧字:壓石
読み方割合
おし33.3%
おしいし33.3%
おもし33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お登和嬢「あれは開いた鮎へ沢山な塩を当てて樽へ詰めて圧石おしを置いてちょうど沢庵漬のようにしておきます。 ...
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
お釜のふたが重いほどよく蒸せますし、蓋の上へ圧石おしいしを置いて炊くと一層よく出来る位ですから御飯を炊く時その心持を忘れてはなりません。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
暫らくして再び神戸を抜錨ばつびょうした諾威ノルウェー船ヴィクトル・カレニナ号が大洋へ乗出すと間もなく、帆布に包まれて火棒デレキ圧石おもしに付けた大きな物が舷側サイドから逆巻く怒涛の中へ投込まれた。
上海された男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)