圧石おし)” の例文
旧字:壓石
お登和嬢「あれは開いた鮎へ沢山な塩を当てて樽へ詰めて圧石おしを置いてちょうど沢庵漬のようにしておきます。 ...
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
鮎の腹へあふす位に詰めて手でよく抑えてそれから鮓箱すしばこへ入れますが鮓箱がなければ落し蓋のある箱へ並べて薄く切った生姜しょうがをバラバラと載せて蓋の上から圧石おし
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
ぬか六合に塩四合を白水しろみずってその中へ鰯を漬けて圧石おしをして二日ばかり過ぎてのち糠を洗って酢で食べてもよいしいてもよし、野菜と一緒に煮てもようございます。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)