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圧潰
ふりがな文庫
“圧潰”の読み方と例文
旧字:
壓潰
読み方
割合
おしつぶ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おしつぶ
(逆引き)
が、渠は怎したものか、それを胸の中で
圧潰
(
おしつぶ
)
して了つて考へぬ様にした。横山助手は、まだ半分しか出来ぬと云ふ『野菫』と題した新体詩を出して見せた。
病院の窓
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
それらはきびしく僕に立ちむかって来た。僕はそのために
圧潰
(
おしつぶ
)
されそうになっているのだ。僕は僕に
訊
(
たず
)
ねる。救いはないのか、救いはないのか。だが、僕にはわからないのだ。
鎮魂歌
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
しかしよしや
大智深智
(
だいちしんち
)
でないまでも、相応に
鋭
(
するど
)
い
智慧
(
ちえ
)
才覚が、
恐
(
おそ
)
ろしい負けぬ気を
後盾
(
うしろだて
)
にしてまめに働き、どこかにコッツリとした、人には決して
圧潰
(
おしつぶ
)
されぬもののあることを思わせる。
鵞鳥
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
圧潰(おしつぶ)の例文をもっと
(5作品)
見る
圧
常用漢字
小5
部首:⼟
5画
潰
常用漢字
中学
部首:⽔
15画
“圧”で始まる語句
圧
圧迫
圧搾
圧伏
圧石
圧倒
圧力計
圧制
圧付
圧附
“圧潰”のふりがなが多い著者
石川啄木
幸田露伴
原民喜
山本周五郎