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ふなべり
ふりがな文庫
“ふなべり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
舷
66.7%
船縁
13.8%
舟縁
7.3%
舷側
4.1%
船舷
4.1%
舟舷
1.6%
舷縁
0.8%
舸縁
0.8%
艇舷
0.8%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
舷
(逆引き)
トニーは、
舷
(
ふなべり
)
をたたいて、そうさけびました。船は、向きをかえると、出るだけ一ぱいの力を出して、くらい海面をいそぎました。
豆潜水艇の行方
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ふなべり(舷)の例文をもっと
(50作品+)
見る
船縁
(逆引き)
それから、
苫
(
とま
)
と
筵
(
むしろ
)
をいくらでもさらって来い、そうして、左っ手の垣根から
船縁
(
ふなべり
)
をすっかり
結
(
ゆわ
)
いちまえ、いよいよの最後だ、帆柱を切っちまうんだ
大菩薩峠:18 安房の国の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
ふなべり(船縁)の例文をもっと
(17作品)
見る
舟縁
(逆引き)
それもきわめて古風な舟で、
舟縁
(
ふなべり
)
に彫刻が施してある。
真鍮
(
しんちゅう
)
の金具、青羅紗の
薄縁
(
うすべり
)
、やはり非常に独創的である。薬草道人の使用舟であろう。
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ふなべり(舟縁)の例文をもっと
(9作品)
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▼ すべて表示
舷側
(逆引き)
船底の
重心板
(
センター・ボード
)
は粘土質の海底に接触し、
舵板
(
ラダー
)
の蝶番には
長海松
(
ながみる
)
が少しばかり絡みつき、そして
舷側
(
ふなべり
)
の吃水線には、一様に薄穢い泡が附着します。
死の快走船
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
ふなべり(舷側)の例文をもっと
(5作品)
見る
船舷
(逆引き)
又
下
(
おり
)
る時には今にも奈落の底へ
墜入
(
おちい
)
りますかと思う程の有様で、実に山三郎も
迚
(
とて
)
ももういかんと心得ましたから、只
船舷
(
ふなべり
)
に
掴
(
つかま
)
って、船の沈んではならんと
垢
(
あか
)
を
掻出
(
かいだ
)
すのみで
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ふなべり(船舷)の例文をもっと
(5作品)
見る
舟舷
(逆引き)
だが、慌てゝ
舟舷
(
ふなべり
)
に走るわけには行かない。乗り手の一同が気勢を合せて、舟舷に逼ひ寄らうとする彼に伴れて、徐徐と舟の中心をとらなければならなかつた。
西瓜喰ふ人
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
ふなべり(舟舷)の例文をもっと
(2作品)
見る
舷縁
(逆引き)
映画が済んで、みんな立ってしまったあと、ぼくは独り、
舷縁
(
ふなべり
)
に
腰
(
こし
)
を
掛
(
か
)
け、柱に手をまいて暗い海をみていた。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
ふなべり(舷縁)の例文をもっと
(1作品)
見る
舸縁
(逆引き)
と二人が
舸縁
(
ふなべり
)
から身を
逆
(
さか
)
にして、ズルズルと
手繰
(
たぐ
)
り寄せたのは
麻葉
(
あさのは
)
鹿
(
か
)
の子の
扱帯
(
しごき
)
であった。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ふなべり(舸縁)の例文をもっと
(1作品)
見る
艇舷
(逆引き)
果
(
はて
)
は
艇舷
(
ふなべり
)
の
材木
(
ざいもく
)
でも
打碎
(
うちくだ
)
いて、
粉
(
こ
)
にして
飮
(
の
)
まんかとまで、
馬鹿
(
ばか
)
な
考
(
かんがへ
)
も
起
(
おこ
)
つた
程
(
ほど
)
で、
遂
(
つひ
)
に
日
(
ひ
)
は
暮
(
く
)
れ、
船底
(
ふなぞこ
)
を
枕
(
まくら
)
に
横
(
よこたは
)
つたが、
其
(
その
)
夜
(
よ
)
は
空腹
(
くうふく
)
の
爲
(
ため
)
に
終夜
(
しうや
)
眠
(
ねむ
)
る
事
(
こと
)
が
出來
(
でき
)
なかつた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
ふなべり(艇舷)の例文をもっと
(1作品)
見る
“ふなべり”の意味
《名詞》
船の側面。船のへり。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
ふなばた
ふなべ
かこい
げん
こべり
はしけ
げんそく
そば
サイド
ふなぞこ