“ふなべり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
67.8%
船縁14.0%
舟縁7.4%
船舷4.1%
舷側2.5%
舟舷1.7%
舷縁0.8%
舸縁0.8%
艇舷0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
トニーは、をたたいて、そうさけびました。船は、向きをかえると、出るだけ一ぱいの力を出して、くらい海面をいそぎました。
豆潜水艇の行方 (新字新仮名) / 海野十三(著)
それから、をいくらでもさらって来い、そうして、左っ手の垣根から船縁をすっかりいちまえ、いよいよの最後だ、帆柱を切っちまうんだ
大菩薩峠:18 安房の国の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
それもきわめて古風な舟で、舟縁に彫刻が施してある。真鍮の金具、青羅紗の薄縁、やはり非常に独創的である。薬草道人の使用舟であろう。
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
る時には今にも奈落の底へ墜入りますかと思う程の有様で、実に山三郎もももういかんと心得ましたから、只船舷って、船の沈んではならんと掻出すのみで
船底の重心板は粘土質の海底に接触し、舵板の蝶番には長海松が少しばかり絡みつき、そして舷側の吃水線には、一様に薄穢い泡が附着します。
死の快走船 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
だが、慌てゝ舟舷に走るわけには行かない。乗り手の一同が気勢を合せて、舟舷に逼ひ寄らうとする彼に伴れて、徐徐と舟の中心をとらなければならなかつた。
西瓜喰ふ人 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
映画が済んで、みんな立ってしまったあと、ぼくは独り、舷縁け、柱に手をまいて暗い海をみていた。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
と二人が舸縁から身をにして、ズルズルと手繰り寄せたのは麻葉鹿の子の扱帯であった。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
艇舷材木でも打碎いて、にしてまんかとまで、馬鹿つたで、れ、船底つたが、空腹終夜出來なかつた。