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船底
ふりがな文庫
“船底”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふなぞこ
54.5%
せんてい
18.2%
ふなそこ
9.1%
ダンビロ
4.5%
ダンブル
4.5%
ダンブロ
4.5%
ボタム
4.5%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふなぞこ
(逆引き)
「ぶく/\やりたけりや
入
(
へえ
)
つた
方
(
はう
)
がえゝや」
船頭
(
せんどう
)
はそつけなくいつて
徐
(
おもむ
)
ろに
棹
(
さを
)
を
立
(
た
)
てる。
船底
(
ふなぞこ
)
が
觸
(
さは
)
つて
立
(
た
)
つて
居
(
ゐ
)
る
身體
(
からだ
)
がぐらりと
後
(
うしろ
)
へ
倒
(
たふ
)
れ
相
(
さう
)
に
成
(
な
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
船底(ふなぞこ)の例文をもっと
(12作品)
見る
せんてい
(逆引き)
「あ、海野さん。海戦が始まりかかっています。相当大きな音がしますから、
貴下
(
あなた
)
も
船底
(
せんてい
)
へいかれた方がよいと思います」
沈没男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
船底(せんてい)の例文をもっと
(4作品)
見る
ふなそこ
(逆引き)
いくらおっしゃっても、リーフに
船底
(
ふなそこ
)
をやられてしまっては、この船はぶくぶくの外ありません。ボートで、早く下りていただきましょう。
恐竜島
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
船底(ふなそこ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
ダンビロ
(逆引き)
従って機関部の人たちに遇うことは殆どなかった。石炭と灰と油に
塗
(
まみ
)
れて
船底
(
ダンビロ
)
に
蠢
(
うごめ
)
いている彼らを、何かと言えば軽蔑する風習が
何
(
ど
)
の船の
甲板
(
デッキ
)
部員をも支配していた。
上海された男
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
船底(ダンビロ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ダンブル
(逆引き)
蚕棚の下を
嘔吐
(
は
)
き続けながら、ズット向うの
船底
(
ダンブル
)
の降り口の所まで旅行していたが、どこかに猛烈に
打
(
ぶ
)
つかったものと見えて、鼻の横に大きな穴が開いて、そこから這い出した黒い血の
塊
(
かた
)
まりが
幽霊と推進機
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
船底(ダンブル)の例文をもっと
(1作品)
見る
ダンブロ
(逆引き)
みんな文句云うところアねえ、在りったけの
石炭
(
すみ
)
を
悉皆
(
みんな
)
、
汽鑵
(
かま
)
にブチ込むんだ。それで足りなけあ
船底
(
ダンブロ
)
の木綿の
巻荷
(
ロール
)
をブチ込むんだ。それでも足りなけあ俺から先に
汽鑵
(
かま
)
の中へ
匍
(
は
)
い込むんだ。ハハハ。
難船小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
船底(ダンブロ)の例文をもっと
(1作品)
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ボタム
(逆引き)
原田喜三郎と山田源之助は、二人
共
(
とも
)
K造船所直属のカンカンムシで、
入渠船
(
にゅうきょせん
)
の修繕や、
船底
(
ボタム
)
のカキオコシ、塗り換えなどをして食って行く労働者である。
カンカン虫殺人事件
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
船底(ボタム)の例文をもっと
(1作品)
見る
“船底”の意味
《名詞》
船体の底の部分。また、そのような形をしたもの。
(出典:Wiktionary)
船
常用漢字
小2
部首:⾈
11画
底
常用漢字
小4
部首:⼴
8画
“船底”で始まる語句
船底枕
船底潜
船底下駄
船底椅子
検索の候補
船底枕
船底潜
二重船底
船底下駄
船底椅子
平底船
“船底”のふりがなが多い著者
福士幸次郎
押川春浪
壺井栄
大阪圭吉
牧逸馬
鈴木三重吉
海野十三
長塚節
夢野久作
泉鏡花