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船底
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せんてい
ふりがな文庫
“
船底
(
せんてい
)” の例文
「あ、海野さん。海戦が始まりかかっています。相当大きな音がしますから、
貴下
(
あなた
)
も
船底
(
せんてい
)
へいかれた方がよいと思います」
沈没男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
浮力の加減で
船底
(
せんてい
)
にハリツイていた喜三郎の屍体は、その
儘
(
まま
)
連れ出されて
外海
(
そとうみ
)
へ漂流する訳だ。
カンカン虫殺人事件
(新字新仮名)
/
大阪圭吉
(著)
瞻
(
なが
)
むれば一
隻
(
せき
)
の
海賊船
(
かいぞくせん
)
は
轟然
(
ごうぜん
)
たる
響
(
ひゞき
)
諸共
(
もろとも
)
に、
船底
(
せんてい
)
微塵
(
みぢん
)
に
碎
(
くだ
)
け、
潮煙
(
てうゑん
)
飛
(
と
)
んで
千尋
(
ちひろ
)
の
波底
(
はてい
)
に
沈
(
しづ
)
み
去
(
さ
)
つた、つゞいて
起
(
おこ
)
る
大紛擾
(
だいふんじやう
)
、
一艘
(
いつそう
)
は
船尾
(
せんび
)
逆立
(
さかだ
)
ち
船頭
(
せんとう
)
沈
(
しづ
)
んで、
惡魔印
(
あくまじるし
)
の
海賊旗
(
かいぞくき
)
は、
二度
(
にど
)
、
三度
(
さんど
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
するすると船は進んだ、とつぜんかすかな音を
船底
(
せんてい
)
に感じた。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
“船底”の意味
《名詞》
船体の底の部分。また、そのような形をしたもの。
(出典:Wiktionary)
船
常用漢字
小2
部首:⾈
11画
底
常用漢字
小4
部首:⼴
8画
“船底”で始まる語句
船底枕
船底潜
船底下駄
船底椅子