“ふなぞこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
船底80.0%
舟底13.3%
船舷6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其外、向ふ島の花はもう駄目になつた、横浜にある外国船の船底ふなぞこ大蛇だいぢやつてあつた、だれが鉄道でかれた、ぢやないかと云ふ。みんな新聞に出た事ばかりである。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
高木は煙草たばこを吹かしながら、舟底ふなぞこにかたまった獲物えものを眺め始めた。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そのときに一匹の蒼白い蛇が船舷ふなぞこにわだかまっているのを初めて発見しましたが、蛇は人を見てもおとなしくとぐろを巻いたままで逃げようともしません。