舟底ふなぞこ)” の例文
ところが、そのチビさんは、すぐオーラに舟底ふなぞこにある細長いさおを取って、アシの島のほうにむかって、舟をうごかすように言いつけました。
高木は煙草たばこを吹かしながら、舟底ふなぞこにかたまった獲物えものを眺め始めた。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
作男さくおとこ小舟こぶねって、ヤッローを舟底ふなぞこにおきました。それから、さおをさして湖の中にでていきました。