“ダンブロ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
機関室50.0%
船底50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それが誰にも見つからねえように放り込みたかったんで……親方や機関室（ダンブロ）の兄貴（あにき）達にも申し訳ねえし、おまけに上海（シャンハイ）で、あっしが談判に行った時に船長（おやじ）が入歯をガチガチさして
難船小僧 (新字新仮名) ／ 夢野久作(著)
みんな文句云うところアねえ、在りったけの石炭（すみ）を悉皆（みんな）、汽鑵（かま）にブチ込むんだ。それで足りなけあ船底（ダンブロ）の木綿の巻荷（ロール）をブチ込むんだ。それでも足りなけあ俺から先に汽鑵（かま）の中へ匍（は）い込むんだ。ハハハ。
難船小僧 (新字新仮名) ／ 夢野久作(著)