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こべり
ふりがな文庫
“こべり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
小縁
36.4%
小舷
22.7%
舷
22.7%
湖縁
13.6%
黒縁
4.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小縁
(逆引き)
聞えよがしに大きく叫んで、ひょいと欄干を飛越すと、いきなり、もんどりうって、船の
小縁
(
こべり
)
にぶら下った。命の
瀬戸際
(
せとぎわ
)
の
軽業
(
かるわざ
)
だ。
魔術師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
こべり(小縁)の例文をもっと
(8作品)
見る
小舷
(逆引き)
広い河ではあるが、船の行き馴れている路はいつも決まっているので、両方の船は
小舷
(
こべり
)
が摺れ合うほどに近寄って通る。
半七捕物帳:33 旅絵師
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
こべり(小舷)の例文をもっと
(5作品)
見る
舷
(逆引き)
といううち勇助は遂に船まで泳ぎ附け
舷
(
こべり
)
へ手を掛けて船を
上
(
あが
)
ろうとしましたが、上ってまいれば
忽
(
たちま
)
ちに勇助のために
斬殺
(
きりころ
)
されますので、丈助が
錆
(
さび
)
た一刀を引抜き、勇助の
頭脳
(
あたま
)
へ
割附
(
わりつ
)
ける。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
こべり(舷)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
湖縁
(逆引き)
著者も
嘗
(
かつ
)
て西湖に遊んで南岸の
湖縁
(
こべり
)
に
聳
(
そび
)
え立った五層の高い大きな塔の姿に驚かされた一人である。その西湖には南岸の
雷峰塔
(
らいほうとう
)
に対して北岸に
保叔塔
(
ほしゅくとう
)
と云うのがある。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
こべり(湖縁)の例文をもっと
(3作品)
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黒縁
(逆引き)
おまけに
黒縁
(
こべり
)
の上にもあちこちに藁屑がのったままになっているから、昨夜か今朝、出がけに畳を上げたのに相違ないんだな。
魔都
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
こべり(黒縁)の例文をもっと
(1作品)
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