“水煙”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
すいえん31.8%
みずけむり31.8%
みづけむり22.7%
すいゑん4.5%
みずけぶり4.5%
みずけむ4.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“水煙”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 芸術・美術 > 芸術史 美術史60.0%
自然科学 > 地球科学・地学 > 地震学(児童)50.0%
文学 > 英米文学 > 小説 物語(児童)10.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
なお、刈込垣の前方には、パルナス群像の噴泉があって、法水が近づくと、突如奇妙な音響を発して水煙すいえんを上げはじめた。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
そして、その一帯な竹林の中から、古い塔の水煙すいえんや、阿弥陀堂あみだどうの屋根や、鳥居のあたまが浮いている。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
するとしばらくして向うの岸へ、藤蔓ふじづるを編んだ桟橋かけはしが、水煙みずけむりと雨のしぶきとの中に、危く懸っている所へ出た。
素戔嗚尊 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
時によると不運な若者は、焼太刀やきだちのように日を照り返した河の中へころげ落ちて、まばゆい水煙みずけむりを揚げる事もあった。
素戔嗚尊 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
おもはず手がすべつて石は水煙みづけむり河底かていしづんでしまつた。
石清虚 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
水煙みづけむりてました——ねえさんは三月兎ぐわつうさぎ友達ともだちとが何時いつになつてもきない麺麭ぱん分配ぶんぱいしたとき
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
てんくらい、くらい、うみおもて激浪げきらう逆卷さかまき、水煙すいゑんをどつて
水煙すいゑんそらぶよとえし、てい忽然こつぜん波底はていしづみ、しづんではうか
谷川は勿論もちろん峯々の間に白い水煙みずけぶりをなびかせながら、人間のいる国へ流れていたのである。
桃太郎 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
午前中の甲板には、銭拾いの土人達が多勢、集まって来ていて、それが頂辺てっぺんのデッキから、真ッ逆様さかさまに、蒼い海へ、水煙みずけむりをあげて、次から次へ、飛びこむと、こちらでほうったいくつもの銀貨が海の中を水平に、ゆらゆら光りながら、落ちて行く。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)