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水煙
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みづけむり
ふりがな文庫
“
水煙
(
みづけむり
)” の例文
あれよ/\とみてゐると
水煙
(
みづけむり
)
は
急
(
きゆう
)
に
衰
(
おとろ
)
へ
裂
(
さ
)
け
口
(
くち
)
も
閉
(
と
)
ぢて
噴出
(
ふんしゆつ
)
一時
(
いちじ
)
に
止
(
と
)
まつてしまつたが、
僅
(
わづか
)
に
五六秒位
(
ごろくびようくらゐ
)
經過
(
けいか
)
した
後
(
のち
)
再
(
ふたゝ
)
び
噴
(
ふ
)
き
出
(
だ
)
し
始
(
はじ
)
めた。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
眩暈
(
めまい
)
がするほどの
嶮
(
けわ
)
しい水の斜面をまっすぐに走り下って、次の波の横腹へぱっと
水煙
(
みづけむり
)
をあげながら
舳
(
へさき
)
を深く突っ込んだ。
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
水煙
(
みづけむり
)
を
立
(
た
)
てました——
※
(
ねえ
)
さんは三
月兎
(
ぐわつうさぎ
)
と
其
(
そ
)
の
友達
(
ともだち
)
とが
何時
(
いつ
)
になつても
盡
(
つ
)
きない
麺麭
(
ぱん
)
を
分配
(
ぶんぱい
)
した
時
(
とき
)
に、
茶碗
(
ちやわん
)
の
鳴
(
な
)
るのを
聞
(
き
)
き
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
忽
(
たちま
)
ち
夜
(
よる
)
の
暗闇
(
くらやみ
)
の
中
(
なか
)
に
劇
(
はげ
)
しい
水煙
(
みづけむり
)
が
立
(
た
)
つて、
一人
(
ひとり
)
の
兵士
(
へいし
)
が
小川
(
をがは
)
の
中
(
なか
)
にバチヤンと
落
(
お
)
ち
込
(
こ
)
んでしまつた。
一兵卒と銃
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
思
(
おも
)
はず手が
滑
(
すべ
)
つて石は
水煙
(
みづけむり
)
を
立
(
た
)
て
河底
(
かてい
)
に
沈
(
しづ
)
んで
了
(
しま
)
つた。
石清虚
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
“水煙”の意味
《名詞》
細かい水の煙。
相輪の最上部にある装飾
水にタバコの煙を通して喫煙する器具。
(出典:Wiktionary)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
煙
常用漢字
中学
部首:⽕
13画
“水煙”で始まる語句
水煙管
水煙草
水煙渺