“みずけぶり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
水烟50.0%
水煙50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
同時に滝太郎の姿も水に沈んだが、たちまち水烟（みずけぶり）を立てて抜手を切ったのである。拓とともに助かったのは言うまでもない。
黒百合 (新字新仮名) ／ 泉鏡花(著)
谷川は勿論（もちろん）峯々の間に白い水煙（みずけぶり）をなびかせながら、人間のいる国へ流れていたのである。
桃太郎 (新字新仮名) ／ 芥川竜之介(著)