“おもかじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
面舵80.0%
右舷20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
面舵おもかじ一杯に取って右舷に転舵、わずかに損傷を免れた汽缶も破れんばかりに重油をいて、ただ盲滅法南々東へ南々東へと針路を取っていたのであったが
ウニデス潮流の彼方 (新字新仮名) / 橘外男(著)
少し面舵おもかじ、——そうだ、——ようそろ(註七四)、——面舵、——少し取舵とりかじ、——ようそろ、——ようそろ!
すぐに船頭さん上流うわてへ遣っておくれと云うので河岸を突いて船がズーッと右舷おもかじを取って中流へ出ます。
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)