“幾萬”のいろいろな読み方と例文
新字:幾万
読み方割合
いくまん66.7%
いくよろづ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
公園こうゑん廣場ひろばは、すで幾萬いくまんひと滿ちてた。わたしたちは、外側そとがはほりむかつた道傍みちばたに、やう/\のまゝのむしろた。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
やさしくつて、りしもあれかぜひとしきり、無慙むざんにもはかなくなつた幾萬いくまんひとたちの、けし黒髮くろかみかと、やなぎげし心臟しんざうかと、つるの、ちうにさまよふとゆるのを、なぐさむるやうに
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
神柄かむがらや、幾萬いくよろづとしりましき
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)