“唐土(から)” の例文
そういうことは唐土(から)にあるそうじゃ……女を男のように変えてしまって、変態ごのみの富豪(おだいじん)へ捧げる、そういうことだって唐土(から)にはあるそうじゃ。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
陶器と申す物も唐土(から)には古来から有った物ですが、日本では行基菩薩(ぎょうきぼさつ)が始まりだとか申します。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
こゝに近(ちか)き西禅院(さいぜんゐん)の童僧(どうそう)通(とほ)りかゝり、唐詩選(たうしせん)にておぼえたる蛾眉山(がびさん)の文字を読(よみ)、これは唐土(から)の物なりときゝて貧民(ひんみん)拾(ひろ)ひて持かへり、さすがに唐土(から)の物ときゝて薪(たきゞ)にもせざりしに
……漢権守様のご先祖は、唐土(あのち)のお方であられる筈じゃ……嬰児(あかんぼ)の眼をわざと潰し、瞽婢(ごひ)といって色を売らせる、そういうことも唐土(から)にはあるげな。
あさひの鎧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
こゝに近(ちか)き西禅院(さいぜんゐん)の童僧(どうそう)通(とほ)りかゝり、唐詩選(たうしせん)にておぼえたる蛾眉山(がびさん)の文字を読(よみ)、これは唐土(から)の物なりときゝて貧民(ひんみん)拾(ひろ)ひて持かへり、さすがに唐土(から)の物ときゝて薪(たきゞ)にもせざりしに