“南天竺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
なんてんじく50.0%
なんてんぢく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
疾翔大力さまはもとは一疋の雀でござらしゃったのじゃ。南天竺なんてんじくの、あるむねまわれた。ある年非常な饑饉ききんが来て、米もとれねば木の実もならず、草さえれたことがござった。
二十六夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
疾翔大力さまはもとは一疋のすずめでござらしゃったのぢゃ。南天竺なんてんぢくの、あるむねまはれた。ある年非常な饑饉ききんが来て、米もとれねば木の実もならず、草さへ枯れたことがござった。
二十六夜 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)