“南天棒”の読み方と例文
読み方割合
なんてんぼう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
中馬には片つ方の耳朶みゝたぶが無い。それはこの男が西の宮の南天棒なんてんぼう和尚のとこに居た頃、ひどいけがをして耳朶みゝたぶちぎれかゝつた事があつた。中馬は猿のやうに耳を押へて医者のうちに走つた。